今年も終わりの早12月になりました。エイテックが第V期に成した大きな成果は
「KS−2000の商品化」
このKS−2000の商品化によって次に向けたKSシリーズの研究開発は大きな意味を持ちます。そこで、今我々が成すべきこと、
即ち「使命」は何かを考えて見ますと
“高調波診断技術を社会に定着させる事”だと思います。
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この高調波診断技術を社会に定着させる為の具体的な例の1つが
・「高調波技術研究会」平成15年8月設立 産学公による総合研究機関
・ 韓国「高調波技術研究会」平成16年11月23日設立 韓国電気学会所属手続き準備中
いよいよグローバルスタンダード(世界標準)へ向けての発進です。
ここでもう一度原点に戻って考えて見ますと、今日のメッセージの副題にあります
「忘れられやすい感謝」の心です。これは言葉を変えて言いますと、痛みを経験してこそ人(顧客)の痛みが分かるということです。我々も痛みを経験していると思います。だから痛みが分かるのです。「当然の事」と思ってはなりません。「このようにしてあげたのだから、このようにしてもらって当然だ」と考えては駄目です。
7月メッセージの中の「発明は1人の力、製品は10人の力、商品には100人の力が必要です。」これはいつも謙虚な気持ちを持って周囲の人(顧客)に感謝する心がエイテックには必要ということです。
1877年札幌農学校(北海道大学の前身)でクラーク博士が帰国の際学生に述べた
「Boys, be ambitious!青年よ大志を抱け」という有名な言葉があります。実はこの言葉には続きがあり「それは金銭や欲求の為にではなく、また人呼んで名声という空しいもののためであってはならない。人間として当然備えていなければならぬ、あらゆることを成し遂げるために大志を持て」という事です。(岩波ジュニア新書「英語名言集」引用)
我々だけでなく人(顧客)が今よりもっと良くなってほしいと願う心が相手の心に響くのです。即ち10月のメッセージで述べた「美しき対人関係を築く事」がエイテックを勝利に導くのです。
2004年12月1日
来年1月も是非ご覧ください。
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