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2005年11月1日

bjS51101

11月の社長メッセージ
オンリーワン企業へのアプローチ Part5 〜これを好む者は楽しむ者に如かず〜

論語に「これを行う者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」とあります。

ただ単に行うだけでは、とても好む人には勝てません。好む人は、楽しんでいる人には勝てません。物事にも何の関心を示さず、楽しもうとしないばかりか、好きになったり知ろうとする努力もしない人は論外ですが、行う以上は好きになり、好きになるよりは楽しんだ方が人生は豊かになります。

人に会うときも、楽しむ心で接すれば良い出会いが生まれます。その為には、自ら変わらなければなりません。事を成功させようと思えばいろんな知識が 必要になります。その知識は、好きで楽しければ自然に吸収できるし、人からも提供してもらえます。先ず好きになり、更に楽しくなれば目の前に落ちている幸運を拾うことができます。つまり日々の仕事が「喜び」であり「生き甲斐」になると思います。

 「仕事は喜びと生き甲斐」という勤労観は、日本資本主義の祖と言われている鈴木正三(江戸時代の二代将軍 徳川秀忠に仕えた直参の三河武士)が記した『四民日用』の中で述べている言葉です。


  エイテックがオンリーワン企業になるためには、私が昨年8月のメッセージで話しました「d VALUE」(診断の価値:diagnostic value)の理念を具現化させる必要があります。そのためには、仕事を「行う」ことから「好む」へ、更には「好む」から「楽しむ」にならなければならないと思います。

「楽しむ」ことはオンリーワン企業が備えるべき二つ目の条件と言えます。(因みに一つ目の条件は10月のメッセージにある「スピード」です)

エイテックを「楽しむ」集団にしましょう!

2005年11月1日

来月のメッセージも是非ご覧下さい。

2005年10月8日
No.KS51001

10月の社長メッセージ
オンリーワン企業へのアプローチPart4 〜感極まって涙する〜

エイテック第4期の第3四半期が始まりました。エイテックの9月中間決算も当初目標を約10%上方修正で達成見込みです。


“Better is better than best” これを第3四半期の行動指針とします。
今の時代、スピードが重要です。

「大が小を喰う」のではなく、「スピードのある者が遅い者を破る」時代です。時間をかけて完璧なものを作ったとしても、遅ければ既に役に立たないことが少なくありません。いかに手腕、能力が優れていても、期限に遅れてしまってはチャンスを失ってしまいます。中途半端に頭の良い人は完全を狙って万全の準備をするため、実行が遅れ、結果的に失敗する事が多いきらいがあります。

 「巧遅は拙速に如かず」とは、上手(完璧)で遅いよりは下手(出来上がりはそれ程良くない)でも速い方が良い、と言う意味です。兵法家の孫子が、戦術が拙くても相手より素早く行動し、機先を制して先手必勝を図ることが最上の策と説いたのに由来する言葉です。 実際仕事の出来る人ほど、常々のコミュニケーションも良く、レスポンスが早いもので、中途半端な人ほど時間があっても行動が遅いものです。

 このスピードは何から生まれるのか?と考えると、例えばスピードのある一流のスポーツ選手ほど必ずと言っていい程、勝利した後、「感極まって涙する」光景を見ます。
「麦は踏まれて強くなる」ように、試練や苦しさの中で人(企業)は磨かれ、ピンチを乗り切ってこそチャンスが巡ってきます。一生懸命に物事に取り組んでいるときはストレスなどは逆にプラスになるのです。「スピード」こそオンリーワン企業が備えるべき必要条件の一つなのです。
今日から始まる第3四半期、明確な目標をもってスタートしましょう。


                                        2005年10月1日

来月のメッセージも是非ご覧下さい。

2005年9月1日
KS50901

8月・9月の社長メッセージ          

逆境が与える力 〜三度のトンネルと三度の神風〜

心理学者の河合隼雄氏は「人は誰でも人生において三度トンネルに入り苦しむが、この苦しみによって人は成長し、その経験から次のトンネルに入る心構えを学ぶ」と言われています。

企業もまた然りです。このトンネルの苦しみは、試練であり逆境です。
この逆境に打ち勝つ力は何か! それは「志」であり、「感謝と反省」の心だと思います。常に相手の立場に立って物事を進める時、大きな力が与えられるのです。

「人生はトンネルばかりではなく、神風もまた三度吹きます。ただ、その時には日頃から何か目的をもって生きていないと、神風はスッと通り過ぎてしまう」とも言っておられます。
 朝の来ない夜はありません。夜明け前が一日で最も暗いのです。トンネルに入ってもくじけずに耐え抜くこと。そうすれば必ずチャンスがめぐって来ます。
逆に、神風が吹いたら何が何でもその風に乗ること。その為には日頃から準備をしておかなければなりません。
勝利の女神には前髪しかないのです。毎日ボンヤリ過ごしていると、せっかく勝利の女神が現れたのに、気づいた時にはすでに過ぎ去ってしまっていたと言う事になりかねません。


発明王エジソンは、『不可能というものは無い。ただ時間が少しかかるだけである』と言っています。私は、『打ち勝てない逆境は無い。ただ「志」が必要で、時間が少しかかるだけである』と言い換えています。

各自それぞれの立場で日頃の準備を怠らず、目的意識を持ち、吹いてくる神風に乗ってオンリーワン企業への道のりを進んで行こうではありませんか。

2005年9月1日

お知らせ:8月の社長メッセージは、9月のメッセージと合わせさせて戴きます。

来月のメッセージも是非ご覧下さい