今回は地球環境問題について、当社の取組み姿勢を話したいと思います。
「地球環境問題は21世紀人類最大のテーマ」と言われており、また急速に
進展するグローバル化に伴うCSR(企業の社会的責任)の一環として、さらに2005年2月16日に「京都議定書」が発効したことにより、「環境」というキーワードは企業にとってますます重要性が増しています。
「地球環境問題」に対し、特に著しい発展の過程で公害問題を発生させた企業への対応を問う声は大きく、このため産業界存続の切札とする形で、1996年
9月に国際規格として誕生したものがISO14000シリーズです。
特に、ISO14001は環境マネジメントシステム(EMS)で、その基本コンセプトは、企業が定める「環境理念」、「環境方針」に基づき、管理のサイクルであるPlan(計画)−Do(実施)−Check(点検)−Action
(見直し)
を循環させることによって継続的な改善を図ることです。
エイテックの環境理念
『エイテックは地球環境憲章に基づき、地球環境との共存を図り、持続発展が可能な社会の実現を、d−Value(診断の価値)の追求によって貢献します』
当社理念のd−Value(診断の価値:diagnostic value)についてはKS4805
(8月のメッセージ)で話しましたが、高調波診断技術は @設備機器の潜在的異常・劣化を事前に把握できるので、設備機器の突発事故が防げる。
A省エネ診断が可能である。 B設備機器の3R(減容、再使用、再利用)化により資源の有効活用が図れる。これらを通して社会に貢献していきます。
現在当社は、ISO14001の本質的特長を活かして、内容をシンプル化した
KES(京都環境標準)の取得に向け準備を進めています。
エイテックは、環境保全(設備保全につながる)と利益創出の同時実現を目指し、環境経営を実践する企業としてのステータスを確立して行きます。
2006年3月2日
来月のメッセージも是非ご覧下さい
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