突発事故を許さない!「画期的な設備機器予知診断」を実現
診断実施例(2−1)
■不良判定部位:巻線の絶縁
■診断結果
診断器での劣化判定は整備前B2であった。分解して巻線の絶縁を部分放電試験法により実施したところ
3.3KV印加 時960PCであった(劣化前期)。巻線にワニス処理だけを施した整備後の劣化判定はAに
近いB1であった。再度分解して同様の絶縁試験を行った結果は3.3KV印加時360PC
(運転に支障なし)と整備前より約3倍絶縁が回復していた。尚、交流電流試験や誘導体損失角(tanδ)
試験では整備前と整備後に差は見られなかった。