■診断実施例2−8
昨年9月に11KW冷温水ポンプをKS−1000で診断したところ巻線にC(0.619)判定、
電流診断 B2判定、負 荷モード: 低位モードと悪い判定が出た為、開放点検した
ところ報告書内容と一致していた。
モータ部
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結果
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判 定
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コメント
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回転軸・軸受・据付け
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A
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0.185
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巻線の不平衡過熱により、熱振動が大きく
相間/層間絶縁劣化の兆候あり。軸受もその影響を受けグリス切れが起り易くなっている。時期を見て整備が必要。
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巻線の絶縁(相間)
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C
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0.619
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軸受・ハウジング損傷
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A
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0.151
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エアギャップ不均一
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A
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0.225
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負荷部
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【負荷モード 低位モード】
電力バランスが悪く、配管系を含め流体損失の多い状況です。インバーターの設置等も検討が必要。
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カップリング、軸アンバランス
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A
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0.0125
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軸受損傷・異物付着
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A
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0.0095
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回転軸異常・バルブ磨耗
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B2
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0.0103
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歯車・ベルト損傷
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B1
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0.0096
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目視では異常は確認できなかったが、
絶縁抵抗値を測定した結果、1MΩであった。
グリスが析出、変色していた。
ハウジングが磨耗していた
磨耗及びガタツキがあった。
グリスの析出、ハウジングの磨耗・軸受のフレーキングによりベアリングから異常音が発生していた。
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