突発事故を許さない!「画期的な設備機器予知診断」を実現
診断実施例(8−2)
■不良判定部位:インバータ・ドライブ基板
■診断結果
半年ごとに定期診断を行っているファンにおいて、前回(半年前)の診断ではA判定と問題のない状態
であったが、今回は B1(0.156)判定と劣化の兆候がみられた。しかしながら程度としてはまだ軽度
の範囲であり、そのまま運転を継続した ことろ、1ヶ月後にドライブ基板およびIGBTモジュールが破損し
インバータが停止してしまった。
原因は、年末年始の長期間休止状態とした後に、再起動をかけたところ回転部のなじみが悪く、結果的
に急激に負荷が かかった状態となったため一気に劣化したものと推察される。
A部詳細
B部詳細